一気に読んでしまいました。こりゃ面白い。
出会い、交流、そして…。この流れもバランスも完璧で。非常に面白かったです。
そしてエロシーンを入れない、という英断は実に素晴しいものです。まったりとした交流にページを裂き、業に対してもエロいことなぞまったくせずに怒りを持って対峙する。そうでなければこの作品は成立しなかったのではないかとさえ思います。
あとこれ、背景設定もうまいんですよね。社会から爪弾きにされた点からしてみれば舞も業も同じだったはずです。しかしその向こうにあった社会に馴染むことが出来た舞と、その社会を壊し元の社会に戻ろうとした業。馴染む道を模索する少女と壊す男。その結末も対照的で…。
読んでたら久しぶりにちょっと書きたくなってきました。
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書いた日: 2007/05/19 12:31 カテゴリ:感想 » hyakuran_another