さてさて、まずこの話、僕は知らなかったのですが、Deathworks氏のプロットを形にしたものだそうです。絵もアナザ百覧の漫画・イラストのところにあります。ここ、テストに出ますよ。
で、まずこのプロットの解釈が非常に難しい。私的にはちょっと、えっと、書けないです、すいません。食う前までだったらいいんですけどね。いくら死の際だったとしても仲良くなった友達を食うってところが非常に難しいし(安楽死?)、それ以上に女の子の側が…。自分を食うものと仲良くする心理が読み解けない…。仲良くした結果喰われるわけでもないですし、元々仲良しだったところ彼女に喰われるために来たというわけでもない。うー。
とかくそれを書ききったマキナさんすげーとか、そんな感じです。
特にティナの葛藤がうまく書けてるんですよね。食べるか、食べないか。結論の出ない問題。…だから実は決断しているのはティナではなく母さまで、しかもそれがものすごくあっさりしているので、強さを感じると同時に大人の恐さが出てる気がします。
しかしティナは選択した。罪を背負うことを。そしてそれを償おうとする心が独り立ちの契機になっている。この最後に前を向ける味付けがじつに良いんです。背負ったものをいかに処理するか考える、そういうモンですよね、成長するって。
ウンディーネは海を汚した元人間。海を掃除しているだけのうちはまだ子供で、人間を食うことで初めて大人になる。海を汚した人間を喰えば、きっと自身のルーツを知り、何故海を掃除させられていたかを理解する。
ティナの場合は、多分、まだまだ越える壁がいくつもあったのでしょうけど…。がんばれ!
- 初ヶ瀬マキナ:自分としてももうあんな文章は書けないだろう気がします。よく繋いだよ……俺……。あとはDeathworks氏が何て言うかが問題ですが……やっぱり忙しいんですかね?氏は。
- 管理人:ホンマにお疲れさまでした…。すごいですよ、書ききるの。そりゃ疲れるよ…。dwさん忙しいんですかね。でもきっと報われるはず、さ!たぶん。
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書いた日: 2008/11/24 12:58 カテゴリ:感想 » makina