気がつくとおれは真っ赤な部屋に真っ赤な布団とベッドで寝かされていた。 「気がつかれましたか?」 声のした方を向くとなぜかナースの格好をしたジャーマネンが立っていた。 「申し訳ありません。マスターの体調管理もできないなんて」 彼女はふかぶかと謝り、こう続けた。 「こうなってしまったからには私の全力を持って看病させていただくことにしました!」 妙に力のはいった声だと思った。 ところでここはどこなのか聞いてみる。 「はい、私の体内です!ここなら時間の流れも外界とは隔離されているので、ゆっくりと治療に専念していただけると思いまして。」 ジャー次元にはそんな効果もあったらしい。 「しかし、実ははずかしながら私にはマスターの倒れた理由がまだよくわかっていないのです。」 ここまで言ってなぜか彼女はもじもじとしどろもどろになる。人間のマスターはおれが初めてだと言っていたから、そんなに恥ずかしいことでもないと思うのだが。 「それで、あの、理由を調べるために…尿を、とらせていただきたくて…」 そういうことか…。 実はさっきから尿意が強くなっている。もしかして気絶している間に利尿剤でも飲まされたかもしれない。 それでも返答を迷っていると、ジャーマネンはマスターのためですから!と動き始める。 彼女がおれのうえの布団に手を触れると、突如としてそれは生き物のようにうごめき始める。 そしておれのものを何か柔らかいものが包み込んだ。 「マスターにお手間はとらせません。そのまま注いでくだされば結構ですから!」 もう我慢の限界だったところに包まれた刺激もあり、おれは思いっきりだしてしまった。 それはまるで海の中で出したときのような快感だった。思わず声に出してしまう。 『気持ちいい…』 なぜかその声は重なった。 「マスターの…お小水が…流れ込んでくる…」 ジャーマネンはジャーマネンで何か感じるものがあるようだった。 *************************************************************************************** 「すいません、尿からはよくわかりませんでした。」 あれからしばらくのち、ジャーマネンはこう口を開いた。 「でも気持ちよかったからいいですよね。…また、出したくなったら教えてください。」 …なんだか今日の彼女は妙に軽い気がする。 「それで、あの…」 まさか、と思った。 「次は、大きい方を…」 予感は当たっていた。さすがにそれは勘弁してくれと思った。 「逃げても無駄ですよー。ここは私の中なんですから。マスターのためなんですから。」 ベッドから伸びた触手により、あっという間におれは身動きが取れなくなってしまった。 「マスター、結構我慢しているんじゃありませんか?」 別に我慢はしていない、と、うそぶいた。どうも彼女にはばればれのようだが。 「ふふ、ではこれならどうですか?」 突然、俺の尻ぬろんとを何かがなめ上げた。 「私の舌で、きれいにしてさし上げます」 今から出すところをきれいにしてどうするとか思うが、しかし、これは効く。 ぬろ、ぬろ、ぬろと休む間もなくなめられる。あまりのことに門の締め付けが緩くなる。 その瞬間を狙い、ついには舌がにゅるりと侵入した。 「出せないならほじくりだすまでです」 中から外までを自在になめられ、俺の堤防は決壊するしかなかった。 排泄する俺をみる彼女は妙ににやついていた。どう考えても興奮しているように見えた。 俺の尻や近くのベッドは汚物でぐちゃぐちゃになってしまったが、 すぐにまたベッドに口が開き、舌が伸びてきれいになめとられてゆく。 どういう感覚だかわからないが、ナース姿の彼女も 「これが、マスターの…」 と、いいながら、恍惚としている。 そんな彼女があまりにいとおしかったので、俺は 「せっかくだから、ナース姿の君に処理してもらいたいのだが」 と、言ってみた。少し驚いたふうの彼女に、こう続ける。 「だって、せっかくナースの格好しているのに、君自身は全然それっぽい仕事していないからさ、頼むよ。」 ジャーマネンは、ぱっと明るい笑顔をして 「マスターのご命令なら!」 と、さっそく俺のまたに顔を埋め、ぺろりとなめとり、口の中に運ぶとゆっくりと租借して、飲み込んだ。 そしてまた、俺の汚物をゆっくりと口に運ぶ。うれしそうに。 「そんなに、おいしいのかい?」 思わず、俺は聞いてしまった。 「はい。きっと、マスターのだからだと思う んですけど…」 俺は、ジャーマネンを心底抱きしめたくなった。本当にかわいいと思った。 そんな気持ちを反映したのか、俺の息子はいきり立つ。 それをみた彼女は喜んで 「えっと、じゃあ、精液も…」 と、いうが早いかまたがってくる。 俺のものは一気に彼女に包まれ、それだけで出してしまいそうになる。 何とか我慢して、ナースの彼女を抱きしめて、突き上げる。 「マスター!!私の中に思いっきり出してください!」 結局我慢なんてほとんどできなかった。 彼女の中に思いっきり出しつつ、なぜか意識が遠のいてゆく。 そう、俺が倒れたのは、毎晩こんなことやってることによる疲労と寝不足が原因だった…… 尿や、便なんかでわかるわけがない… かすかな意識の中で、次に目が覚めたときには採血とか言って吸血鬼のコスプレしてる彼女が浮かんだ。