鍵介さん宛の絵なんですが、鍵介さんとこは18禁掲載不可ということで、ウチで代理公開ということになりました!! こんな素敵絵なら大歓迎というものですよっ
そして僕のエロフィルタはこの絵をこう変換した。
「お嬢さま……、私、漂白されちゃったんです…」
「ひ、ひゃぅ……!!」
「本当は赤色なのに……透明にされちゃったんです……」
「や、いやぁ……」
銀馬の頭にあったのは、恐怖のみだった。
唐突に現われた粘液状の化け物に組み伏せられ、服もじわじわと溶かされている。
「こいつは私を食おうとしている。」
反射的にそう思うのは、当然のことだ。
だが、さはらの求める物は、彼女の想像とは少々異なっていた。
さはらはただ単に、漂白されたことで混乱していた。
わけがわからないまま、本能に従い、元に戻ることを欲っしていた。
そしてその方法は……他者の血を吸うことだった。
「お嬢さま……、赤に戻るために……あなたの血をください……」
かぷり。
さはらの口に作られた鋭い牙が、銀馬の首を刺した。
それは正確に頚動脈へと逹っし、さはらの体内へ血を吸い出していった。
「あ……お嬢さまの血……とてもおいしいです…」
さはらの体が、口の近くから順に赤色へと染まっていく。
そして赤色が濃くなるにつれ、さはらの体から立ち登る、甘い芳香もより強くなっていく。
「ひ……ひぁぁ……」
急激な失血から、銀馬の視界は白く霞がかっていた。
思考が曖昧になり、理性が遠ざかっていった。
その空白に、さはらの甘い芳香だけが鮮明に刻まれる。
自身の意識が遠く、落ちてゆく。恐しくなり、助けを掴むために手を伸ばす。
だがそこに握られたのは、さはらの体だった。
さはらが元の通り赤くなった頃、銀馬は最早虫の息であった。
「……あ……す、吸いすぎてしまいました……!!」
さらに混乱と本能のまま、自身がやってしまったことを思い出し、頭を抱えるさはら。
「あ、で、でも、こんな困ってる場合じゃ……。助けなきゃ、助けなきゃ……」
漫画であったなら、目がぐるぐると渦巻状になっていたことだろう。
それほどに混乱していた。そしてその混乱が導き出した、助けるための答えは、やはりズレたものだった。
「そうです! 銀馬さんもスライムにな
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- 春風つくし:ちょ、なんという焦らしプレイwww Twitterやってないのでここで言わせて頂きます。お の れ 邪 鬼 王 ! 素晴らしいSSまで付けて頂きありがとうございます!
- 鍵介:つくしさん、スラさんお二人方ともありがとうございました!というかさはらが、twitterで話のあったヴァンプスライムと化している部分が少しある気がしますね?
- 管理人:その場のノリだけで書いたものだったんですが、邪鬼王ありがとうございます! 春風つくしさん > 焦らし……ですかね(笑 鍵介さん > ヴァンプスライム意識しましたです。漂白された -> 戻したい -> 吸血 とスムーズに発想してしまったのもあの雑談のおかげです、はい。
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書いた日: 2010/06/20 00:39 カテゴリ:日常