カテゴリ:妄想

読むと死にます。

2009/07/15

ゆっくり書いていってね!!

 ほんの少し前までは、隣に座るゼリのことを、いつも羨望の眼差しで見ていた。
 笑うときは大声で笑い、泣くときは人目を憚らず泣き、気にいらないことは男だろうが教師だろうがぶん殴って黙らせる。
 その行動や、それに体型も中学生とはとても思えないんだけど……。明朗で、パワフルで、どこか人を惹きつける彼女に、私は憧れていた。
 でも今は違う。彼女に向かい「ねえ、今日も、ゼリの家、いっていい?」と聞けば、彼女は口をにたりとさせたあとで「もちろんだよ……あ、そのかわりあとでノート見せて」と答えてくれる、そんな仲だ。

 家賃の安いことだけが自慢の、築20年は軽く経過しているマンションの一室が彼女の家。
 「ただいまー!」「おじゃまします」と扉を開ける私達を「おかえりなさいませ」と優雅に礼をするメイドのジェラさんが出向かえてくれる。
 私達は荷物を置き、ジェラさんの淹れる、独特の粘りがある特製紅茶を嗜む。
 とろりと甘いそれが喉を通り胃から吸収されるたび、私の身体には変化が訪れる。
 胸の先が熱くなり、ぴくりぴくりと細かく震えながら膨らんでゆく。
 しかしもっと熱いのは私の、下半身。足の間の大事な部分。小さな豆を中心にして、キュゥっと抓られたように切なく痛みながら大きくなり、さらには上へと棒のように伸びてゆく。立派なおちんちんが私に生えてきているのだ。
 パンティの上から溢れ、スカートに擦れるたびに全身を震わせる電撃が走り、びゅく、びゅくりと白い粘液が吹き出してしまう。
 ゼリは服が汚れちゃうから脱いでから飲めばいいのにと言うが、そんなもったいないことはしたくない。さわさわの生地に擦れるのが気持ちいいのだ。

 そして私のちんちんが立派に生えきった頃、風呂場からジェラさんの声がかかる。私たちは服を脱ぎ捨て、ジェラさんのほうへ向かう。
 大人ひとりが膝も伸ばせないぐらいの小さな浴槽が、真っ赤な液体でいっぱいに満たされている。絵の具のように透明度が無いせいで、底どころか液面から下はまるで見えない。
 そこには既にジェラさんが肩まで浸かっている。小さな浴槽は彼女の身体でいっぱいのはずだ。が、私たちは構わず入ってゆく。
 まず身体の小さなゼリがどぼんと浸かり、はふぅーと親父臭い声を上げる。
 そして次に私が爪先からゆっくりと赤い液体に沈めてゆく。暖かいその液体は、私の指にぬるりと絡みつき、まるで数万の蛞蝓が詰まっているかのように舐め回してくる。
 入りながら、私の身体はびくびくと震えている。熱く、気持ちいい。ゆっくりゆっくり入っていかないと、私の気持ちが保たない。
 不思議なことに、足首、膝まで入っても、先に入っているジェラさんやゼリの身体に当たることはない。ずぶずぶと赤い底無し沼に呑まれている感じだ。
 と、唐突に粘液の中の私の足首ががっしりと掴まれる。にやりと笑うのはゼリ。ま、まさか……。
「いい加減さ、そんなゆっくりゆっくり入るのはやめたらどう? 私はね、とっととあなたがこの湯に浸かって、焦点の合わない目で、半開きになった口から涎垂らして『あ゛ーーー』ってなってる、かわいい姿を見たくて仕方ないの」
 途端に、掴まれた足首が奥へと引き込まれる。私の足はあるはずの地面を突き抜け、まるで階段の段数をひとつ間違えたときのように私はバランスを崩し前へと倒れこむ。倒れる先にはジェラさんの顔……!?
「う、わわわわわ……!?」
 しかしジェラさんはまったく動じない。いつもどおりの笑顔で……。
 くるん、と、腰のあたりに何かが巻きついたのを感じた。ジェラさんの赤い三つ編みが赤い粘液から伸び出して私を受けとめたのだ。
 そのままゆっくりと私は湯船の中へと降ろされた。中は人肌のように暖かく、私を包みこんだ。
「いつもより、少し『ぬるめ』にしておきました」
 ジェラさんの笑顔も、刺激しすぎないようゆっくりと舐めてくれる粘液も、私には心地よかった。
 なお、後ろでは三つ編みに首を締められたゼリが「ちょ! マジで苦しいから!」「ギブ、ギブアップ!」「はや、く、解いて!」とか叫んでいるが、気にしないでおく。あ、粘液に沈んだ。右手の親指伸ばしてグッドラックって出しながら……ターミネーターですか。

 なんにせよゼリが湯船に沈み、この狭い浴槽には私とジェラさんの二人っきり。
 どうしよう、ジェラさんの笑顔が近い。心臓がどきどきして体が熱くなってきた。
 どうしよう、きっと今、私の顔は真っ赤になってる。微温めの粘液のせいだって思ってくれるかな。
 ……ゼリの「グッドラック」の意味がようやくわかってきた。どうしよう、どうしよう、どうしよう。

ジェラさん……少しずつ更新することをお許しください……


  1. ろき:(=゜ω゜)楽しみっす~、そいえば過去のこの手の話ってSSページに置かず消しちゃったんですか?
  2. かくに:どうしていつもいつもそうやって・・・でも期待しちゃうッ!  悔しいッ・・・
  3. 管理人:>>ろきさん 公開はしてません。でも取っておいてはあります。なんかSSページに置くことすら面倒になってきた最近です。 ttp://slime-girl.homelinux.net/hallucination/ >>かくにさん 昨日まで暇で暇でしかたなく、仕事から帰ったあとも体力余ってたりしたのですが、こういうことやりはじめると忙しくなりはじめやがる。何故だッ!
  4. アルティ・エストランス:私も少しずつ書いていかないとなぁ……バイオレンスなアイデアばかり浮かんできて、なかなか書く暇がないけど。
  5. SIN:女の子かぁいいです・・・。こんな女の子がジェラさんやゼリにヤられるのは・・・
  6. SIN:間違えて投稿してしまった・・・続き>>ハァハァせざるをえない!!   そういえば、もうすっかりスライムですね、ゼリは。
  7. 管理人:どうしよう……バランス崩したところをどうやって助けるか、まるで思いうかばない……ッ! >>アルティさん 別にバイオレンスでもいいと思うよ。 >>SINさん ゼリはそこまでスライムではないですよ。普通にひっぱりこんだだけです。あと耐性と適応力が高いのです。
  8. アルティ・エストランス:具体的には、対戦車ライフルとフルオートで連射が可能な化け物じみたショットガンをぶっ放しながら「ひゃはははははははっ! やっぱ最高だよ手前は! さあさあ、もっともっと楽しく殺し合おうぜぇ!」などと喚く男が主役の予定の物語なんですが……よし、時間を見つけて書くとしようか。
  9. :↑それなんて世紀末救世主伝説モヒカンヒャッハー?
  10. 管理人:せっかくの休みなのに頭痛で寝っぱなし。もうやだこの体。はやくスライム娘になりたい。 >>アルティさん いいんじゃないですか? 書くことが重要だと思いますよ。

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書いた日: 2009/07/15 23:51 カテゴリ:妄想


作成:スラマイマラス
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