夕日が差しこむ、オレンジ色の教室の中。
神聖な教育の場であるそこで、乱らな行為に励む女学生が二人いた。
ひとりは椅子に座り、熱い息を吐いていた。
もうひとりはそのスカートの中へと頭を入れ、奥の熱い秘裂を、丁寧に丁寧に舐めとっていた。
そのスカートの盛り上がりが動くたび、彼女の息はより高いものとなっていた。
「そろそろいいかしら」
ふいに、スカートから顔を出した『彼女』は、青い目を輝かせながら、すぅと立ちあがる。
そしてそのまま、服を脱ぎ捨ててゆく。
『彼女』が腰に手を掛け、白い最後の一枚を降ろすと、布と秘裂の間に粘液の橋が伸びた。
その粘液は、南国の海のように美しい、透き通った青色をしていた。
「舐めて」
「……はい……」
ぼんやりと座っていた彼女は、目の前の秘裂に向かって、ゆっくりと舌を伸ばした。
そこから溢れる青い粘液は、本来は猛毒である。
あまりの甘さが理性を壊し、ほんの一滴で体を溶かし、依存性が魂を腐らせる。
彼女も「甘い」とは思った。しかし、ただそれだけだ。
『彼女』により、飲み物に、食べ物に密かに混ぜられ、ゆっくりと時間をかけて慣らされた結果である。
「……大丈夫のようね」
『彼女』の青い瞳の輝きが、僅かにやさしく変化していた。
「なら、もっと奥まで」
そういうと、彼女の頭を、自らの股間へと押しつけた。
ぐじゅ、ぐじゅりと青い液体が垂れ、床へと落ちてゆく。
それでも舌を伸ばし、懸命に奥を舐めとろうと伸ばしている。
「……はっ……はっ……」
二人だけの教室に、熱い息が響く。
と、ふいに。
立っていた『彼女』の腹が、内側から蠢く。
もこ、もこり
まただ。
もこもこと蠢くたび、『彼女』の笑みが濃くなってゆく。
そして。
「さあ、飲みこんで」
びゅくんと、それは『彼女』の秘裂から産み出された。
青い色をした、3cmぐらいの大きな、蛙の卵。
卵子だった。それがひとつ、秘裂から、そしてそこへ口づけていた彼女の口内へと潜りこんだ。
彼女は、なんの迷いもなくそれを飲みこんだ。
そして。
びくん!
彼女の体が椅子から跳ねた。
びくん!びくん!
さらに2回、そのたびに椅子ががたりと揺れる。
『彼女』は微笑みながら、それを見つめていた。
日はとうに沈み、教室は闇に落ちていた。
その中で『彼女』は、明かりを灯そうともせず、全裸のまま腕組みをして座っていた。
暗い闇の中、青い瞳だけが輝いていた。
それが見つめるのは、つい先程までびくりびくりと震えていた彼女だ。
ようやくそれも落ちつき、今は床の上ですぅすぅと眠っている。
「……そろそろね」
丁度、『彼女』がそう呟いたときだった。
床で眠っていた彼女の瞳が、ゆっくりと開かれる。
その色は『彼女』と同じ、青だった。
「気分はどう?」
「とても、素敵です。体も軽くて、気持ちも軽くて、なんでも出来ちゃいそうで」
「それは良かったわ」
『彼女』は微笑んだ。
「じゃあ、開けて見せて?」
彼女は頷くと、自らの制服のボタンを外してゆく。
そして『彼女』の目の前で、自らの腹を見せる。
小さく可愛らしいへそが、その中心にあった。
が。
「……ん、んんっ……」
彼女が息みはじめると、そのへそを中心に、腹が縦に割けていく。
青い液体を滴らせながら開いていくクレバス。
それは巨大な女陰のように見えた。
「開け……ました……」
「おめでとう。綺麗だわ」
『彼女』は微笑むと、そこへ手を入れてゆく。
「は、はぅっ!」
彼女が叫ぶのも構わずに、『彼女』は奥へ、奥へと腕を伸ばす。
いや、腕どころではない。肩も、頭も、胴体も彼女の中へと潜りこんでゆく……!
いかな仕組みか、彼女の体は膨らむこともなく、『彼女』を受け入れてゆくのだ。
「はぁ……はぁ……」
『彼女』を全て飲みこむと、腹の秘裂はすうと閉じてゆき、元のようにかわいいへそだけになった。
そうして暗闇の教室に残ったのは、彼女ひとり。
いや、時折、彼女の腹がもぞりと中から蠢いている。
そのたび、艶めいた声が教室へと響いた。
- かくに:あけましておめでとうございます!そして新年早々から凄いのキター!!!!たまりませんね体の中に入り込む話は。ああもぅ一話で終わらないでくれー!
- SIN:あけおめです! いやぁ、素晴らしいSS! 胎内回帰と言うか、こういうシチュは大好きです! かくにさんと同じく、続きが気になってしまいます!
- 管理人:ありがとうございます。胎内いいですよね。入れて欲しいですよね。 しかしなんにも考えずに書いてしまったものなので、続きとか言われても困ってしまったり……自由に続き書いていいのよ
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書いた日: 2012/01/02 20:56 カテゴリ:妄想