この作品についてなかなか書けなかったのはもちろんエロすぎるからなんですが、それ以上にお館様とメイドの二人がステキすぎて、ステキすぎて。読むたびにロクでもないよしなしごとが頭に浮かび、文章を書くどころの騒ぎではなくなってしまっていたからなんですね。今こうしてファミレスにいることでなんとか書けてます。
元々どんなものにでもなれる可能性を秘めたスライムと、可能性を開放されたメイド。お館様に導かれ、しかし最後は自分の意思で変わってゆく。まあなんというか、誰だよこんな「進化の種」とか考えたの。…………あれ、俺じゃね?
そこに人以下のモノにまで堕ちていた過去という設定を付加することで、導き手としてのお館様の正当性が出てきたし、そもそもこのお館様がいいキャラなんだよなぁ。いろんな世界を見て回った旅人として、そしてメイドが身体の変化にも耐えられるように、いろいろな知識を教えてゆく。ただエロいだけでもなく、さらにただ鬼畜なだけでもないってあたりが実にステキ。
そしてそれを、鬼畜な行為の底にある愛情を感じとっていたメイドさん。ただ導かれるままではなく、自らの意思で、心で。お館様でなくても泣ける。あのハグシーンの暖かさってないと思うよ。
そしてこの二人、ほんとステキ。幸せそうで。これからもずっと幸せなんだろう。普通に確信できる。
だからこそ安心して(?)無駄にイメージが膨らむわけで。時空旅行に行ってしまったお館様をひとり待つメイドさんも幸せだろう。自らの体内がお館様の帰る場所と確信しているから。…さらに安心できる場所となるよう、逆に気合を入れてしまうかもしれないけれど。帰ってきたときのエロエロな妄想で一人悶えてたりするかもしれないけど。
また、メイドさんと一緒に旅行に出る日もくるだろう。アメジストから「スライムに最適な時空を見つけた!」とか聞いて、参考にするために(笑。
というか今回で脳を直接いじられることに(本能で)目覚めたメイドさんが、それに適したように身体を変えちゃったりすることもあるかもしれない。
お館様が悪ノリして体内までメイドそっくりに化け、メイドさんをメイド自身の疑似体内ツアーに連れていくこともあるかもしれない。
ああ、もう、ステキだ。
- 初ヶ瀬マキナ:感想ありがとうございました。……あの人らは最早自分の手に負えないかもしれません(笑)だってお館様が自重しないんだもの。メイドも自重しないんだもの。脳内想像力の限界超えますからアレは!ただでさえ『体内に五人(分の体積)入れてのお茶会』のシーンで「ここまでやっていいのか、これ以上の改造はグロくならないのか」なんて考えたりもしましたもん……。
- 管理人:…お茶会シーンでぜんぜんグロいとも思わなかった僕は異常だったのか…(笑。 自重しないあたりが楽しいんですよ、うん。肉体の限界を越えてどこまでも行ってくれ!という。
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書いた日: 2009/03/31 15:33 カテゴリ:感想 » makina