こんなところでネタバレするのもな、と思い暫く間を空けてみました。まーつまり、まだ読んでないひとはこの先見るな。いい話だから先に読んどけ。
しかしいや、どうなるかと思ったのですが、ハッピーエンドでした。え?ハッピーじゃない?いやいや、これは明らかにハッピーです。
産むのも産まれるのも苦しいはずなのに、彼女はなにもなく突然に産まれてしまった。そのツケを後で払うことになった。…と僕は解釈してます。
払わなければ、彼女は生きつづけられなかった。何故産まれたのかが曖昧なまま、無価値で中途半端な命で終わるだけだった。苦しさしか知れないまま。後編までが重苦しいのは当然で。
しかしありすという存在が、ついに彼女に理由を与えた。……それは大きなサキュバスと同じ理由。だから彼女は還ることを決意し、痛みを乗りこえて、還ることが出来た。
ほら、ハッピーじゃないですか。ただいまって帰れて、悲しむのがどこにいるよ。甘い菓子ばっか食ってんじゃねぇよそこのぽややん!! 命は意思だ。だから無意味じゃねぇ!!無意味じゃなくなったんだっ!!
と書いてるとなんかやる気でてきました。うひひい。
しかしサキュバス、やっぱり本名があったんですね。彼女もだれかから産まれたってことで。
- oniki:いやー、長いし重いしな話を読んでくれてありがとうございます。でも、確かにこれはまぎれもなくハッピーエンドです。体感時間なんか関係ねえよって感じです。しかしありすはトラブルしか起こしてないですね(笑)。一体いつの間に淫魔の尻にラクガキしたんだ。
- 管理人:いやいや、むっちゃ面白い話をありがとうございますです。rafさんも言ってますけど、気が向いたら賞とか取るといいと思いますよ。てか「こんな話」を書けばいいんですってば。しかしラクガキ…淫魔の尻なんて敏感でしょうからね…。ぱんつに細工をしてスタンプの様にぺたんこと…うーん。
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書いた日: 2008/09/23 04:13 カテゴリ:感想 » oniki