まずは、サキュバスアリスのビジュアルノベル化おめでとうございます。買うよ、そりゃ。いい作品に似合う、いい流れだと思いました。
といったところで感想……なんですが、実はすごく書きづらくなってます。何故って、本気でエミ死んだと思ってました。通行人の声はナナミが轢かれたと誤解したものだと……。「こんなに早く死ぬんであれば、やはりあのとき食われてればよかったのに」と、せっかくひとつになった世界が壊れていくのかと思いマジ凹みしてました。2話の冒頭だけ読んでそこは安心したのですが。あ、まだ2話は冒頭しか読んでません。これ書いてからにしよかと思って。っていうか今目次でふとF5押したら3話が現われましたよ?
ハーピーになった委員長があの委員長だと、今日読み返して気付いたというのは秘密。でもそうですよね、携帯も使えない、キーボード打てない……。役所で自分の名前すら書けないときには、どう思ったんだろう。想像もできない。
でもそこに掛けるエミの言葉がすごく良い。普通、励ますときって力づよい言葉を使うと思うのに、あれはどこか諦めにも似たところがあったと思う。でもそれなのに頑張ろうって前向きになれる、そんな言葉だった。きっとエミだからこそ、説得力があるんだよなぁ。トコが言ってもダメです。いや、悪い娘じゃないんだけど。悪い娘じゃないんだけどエミたちが帰ったあとで少し間違ったことしてそうな気がすうのは気のせいだろうか……
妖精だろうと、ハーピーだろうと、ヒトが出来るのは、風に乗ろうと努力するところまで。でも、なんの前触れもなく、突風も吹く。思いどおりになる人生なんて、とも思うけど、でもやっぱり悲しいことだ。なんて理不尽な仕打ちなのか。つらい。つらすぎる。
エミはもう一度、飛べるようになるんだろうか……。もうだめだ、次を読もう。
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書いた日: 2009/09/05 01:13 カテゴリ:感想 » oniki